出かけた先でお店に入った途端、あるいは家の玄関をくぐった途端、忘れ物に気付いたという経験はないでしょうか?
「近所のお店に買い物に出たのに、財布を家に忘れてしまった」など、すぐ取りに戻れる場合なら良いのですが、高速バスの場合はそうはいきません。
ここでは、高速バスを利用する際に忘れ物をしないための対策や原因から見る忘れ物しやすい人の特徴など、高速バスの忘れ物にまつわるお話をご紹介します。
夜行バス・高速バスの詳細はこちらをご確認ください。
高速バスに限らず、忘れ物の量は年々増加の一途を辿っています。警視庁が発表した統計によると、平成27年度の拾得物(落とし物を拾ったという報告)だけでも300万件を超えるそうです。
特に多いのが
・書類
・衣類や履物
・かさ
・有価証券
・財布
の5種類です。長時間乗ることの多い高速バスでは、衣類や履物はまさに落とし穴と言えるでしょう。特に降りた後になってスリッパや靴下のみになっていたということのないよう、降車の際は履物もきちんと確認してくださいね。
さらに長時間乗る高速バスでは、携帯やスマートフォン、カメラ、眼鏡、腕時計、購入したお土産などにも注意してください。暇つぶしアイテムをうっかり置き忘れたというケースやポケットに入れていた小物を降車の際に落としてしまったというケースも珍しくありません。
高速バスでの忘れ物自体、見つかるか見つからないかは正直運次第です。せっかくの思い出を忘れ物が見つからないという悲しいことにならないよう、1番は忘れ物を防ぐことが大切です。
バスに忘れ物をしないためには、以下のことを意識するといいでしょう。
1.なるべく手元から離さない
2.必要以上に散らかさない
3.確認するくせをつける
4.持ってきたものを意識しておく
小さ目の鞄であれば膝の上に置いたり、携帯であれば使用していない間は鞄の中にしまい、椅子やテーブルの上には置かないようにします。その時々に使う物だけ出して常に手元に置き、使わない時は必ず片付ける。物を散らかさないようにするだけで、少なくとも椅子やテーブルなどに置き忘れることはなくなります。
停車直前になって慌てて散らかした物を片付けるような過ごし方をしていると、鞄にしまい忘れたり途中で落としてしまうかもしれません。不安だという方は、持ち主と一定の距離が離れると音の鳴るブザーを活用してみるのも良いでしょう。
忘れ物をしがちな方も、普段は忘れ物をしないという方も、確認するくせを日頃からつけておきましょう。最低限忘れたくない物を書いたオリジナルのチェックリストを作っておくのもおすすめです。そして前日はよく休み、リラックスできる環境で過ごして脳を休ませてください。
忘れ物をしてしまった時は、少しでも見つかる確率を上げるために自分が利用したツアー会社やバスに関する情報を保存しておくことが大切です。予約票やネット上の予約画面のコピーなどは捨てずにとっておきましょう。
ご紹介した方法などをぜひ普段から取り入れていただき、そもそも忘れ物をしないことを心がけてみてくださいね。
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