三重県桑名市にある、なばなの里。
遊園地や温泉施設などの複合リゾートエリア、ナガシマリゾートの一画に位置する、東海地方最大級の花畑のある植物園です。
なばなの里の「ウィンターイルミネーション 冬華の競演」は、もうすっかりおなじみとなりました。
広い場内で多彩な趣向を凝らしたイルミネーションは、国内最大級の規模で毎年テーマを変えた演出がこらされます。
大阪から3時間ほどで行けることもあり、なばなの里を含めた旅行ルートで人気が高いのはやはり日帰りバスツアーです。大人気スポットなので、特にイルミネーションの時期は混雑します。
今回は、日帰りのツアーバスでなばなの里に行く時のちょっとしたコツをお教えします。
バス日帰りツアーの詳細はこちらをご確認ください。
ツアーバスはだいたいプランが選べ、自由に過ごせるフリープランやナガシマスパーランド・湯あみの島のチケットがついたセットプランで、お得に旅行できるようになっています。
ナガシマスパーランドは子どもでも楽しめるアトラクションや、絶叫系、定番の大観覧車まで揃った全国的にも有名な遊園地。
世界最大級の木製のジェットコースター「ホワイトサイクロン」は木造ならではのガタガタとした揺れや音がスリル満点で大人気です!
他にも、全長は世界一!高さ・落差は日本一のジェットコースター「スチールドラゴン2000」。子供用にキッズダウンもあります。
1日アクティブに過ごしたい方におすすめです♪
湯あみの島は、日本最大級の温泉施設です。
内外風呂ともに自然パノラマを堪能できるのが魅力です。「渓谷の湯」「川の湯」など自然にちなんだ名前がついた温泉で、美しい景色を見ながらのんびり過ごせます。
毎日開催されている「歌謡ショウ」というイベントでは歌謡曲や名曲など歌のステージを楽しみましょう♪
こちらはゆっくりのんびりの旅行にしたい方におすすめです。
日帰りツアーの場合、滞在時間が決まっています。当日の行動予定は、予め簡単にルートプランを練っておきましょう。
なばなの里内にどのようなアトラクションやレストランがあるのか、その年のテーマなどからどう回るか決めていると効率的に回ることができます。
バスの到着は基本的に点灯時間より前です。ですので、壮大なイルミネーションの点灯の瞬間を楽しむことができます。
点灯時間は数日ごとに細かく変わります。これは日没の時間が季節により変わることから、イルミネーションをより綺麗に見られるよう設定されています。
点灯時間については、事前にホームページでの確認をしておきましょう。
点灯前はベゴニアガーデンを見たり、ライトアップ前の景色を見ておくのがおすすめです。
一度元の景色を見ておいて、ライトアップ後の景色との変化を見比るのも、なばなの里の楽しみ方の1つです。
ベゴニアガーデンでは、ベゴニアの花だけでなく、世界中数百種の花々を大温室で見ることができます。
これほど多くの花に囲まれることは日常生活を送る中で体験できません。暗くなる前の記念撮影にはうってつけです。
本来は別途料金がかかるのですが、ツアーに付いている場合もあるので、予約する際に選ぶと良いでしょう。
違う角度でイルミネーションを楽しむには、地上45mの高さからなばなの里を眺められる「アイランド富士」がおすすめです。
18時から19時ごろまでは混雑のピーク時間で、人気のアトラクションでもあるため行列は確実でしょう。
しかし、列が券売機の前までで終わっていたら、「アイランド富士」は一度に乗れる人数が多いので30分ほどの待ち時間で乗れる確率が高いです。
時間に余裕があるなら、ぜひトライしましょう!園内を高みから一望する爽快感は素晴らしいものです。
レストランの待機時間は、週末なら1〜2時間は覚悟しなくてはなりません。
ゆっくりとイルミネーションを楽しみたい方は、外での食べ歩きがおすすめです!
売店がいくつもあるので「アイランド富士」の待ち時間や点灯前の景色を楽しみながら、いつでも食べられるのが良いですね!
もしレストランで待つ場合は、一緒の人と交互にお土産を見にいったりして「ながら」で時間を有効に使いましょう。
お土産は数量限定のものもあるので、空き時間を上手に使って早めにチェックしておくのもお約束です。
なばなの里には特定日というものが存在します。これは、周辺の交通渋滞緩和のために、一般車両の交通制限をしている日です。
特定日は連休など交通量が増えるであろう日に設定されており、簡単に言うと混雑予想日です。
この日は、臨時駐車場からなばなの里まで無料のシャトルバスが運行(15〜19時)され、この時間帯に一般車両はなばなの里に直接入ることが出来ません。
ツアーバスは直接なばなの里へ入れ、乗り換えることもなく点灯の瞬間からイルミネーションを楽しめます♪
特定日のシャトルバス内は混み合うことが予測されます。大行列の末に乗車まで2時間かかることも...。そういった点でも、ツアーバスで行くことをおすすめします。
なお、混雑を回避する手段としてなばなの里自体が推奨しているのが、雨の日の観賞です。
雨の日は観光客が、ぐっと少なくなります。そのうえ濡れた地面にイルミネーションの光が映って、普段以上の幻想的な景色が生まれるというのです。
名物の光のトンネル「華回廊」などのまばゆさは、いかばかりでしょうか。ぜひ、見てみたいものですね。
(2016年12月時点での情報です)