シニア層が高速バスを利用するメリットと注意点

高速バスは若い層の方が利用するもの、というイメージがある人も多いのではないでしょうか？

実は、子育てや仕事が落ち着いて自分のために自由な時間が確保できるようになったシニア世代にも、高速バスやツアーバスを利用した旅行は人気があります。

友人と行ったり、家族で行ったり、一人旅に利用したり、手軽に旅行を楽しむことができるのでシニア世代にもおすすめです。

今回は高速バスやツアーバスを利用して旅行をする際のポイントや注意点を紹介します。

夜行バス・高速バスの詳細はこちらをご確認ください。

シニア層が高速バスで旅行をするメリット

高速バスを利用した旅はシニア層にもおすすめ

9割近くの人が「毎日が充実している」と答えているシニア層へのアンケート結果にもあるように、多くのシニア世代の人たちが、自由な時間を楽しんでいるようです。

その理由として最も多く挙げられていたのが国内旅行だと言われています。

シニア世代は仕事も子育ても落ち着き、比較的自由な時間を確保しやすい方がほとんどなので、土日やゴールデンウィーク、お盆や年末年始など、平日は仕事をされている方の多くが旅行をするタイミングに合わせる必要がありません。

高速バスを利用した旅行でもツアーバスでも、土日や休日、春休みや夏休みなどはすぐに予約が埋まってしまうことも多いので、何か月も前から旅行の計画をする必要があります。

自由な時間があると混雑を避けた平日に旅行を楽しむことができるので、バスの空き状況に合わせて旅行に行くこともできます。好きなタイミングで旅行に行けることは、とても有意義な時間の過ごし方ではないでしょうか。

バスを利用すると電車を乗り継いだり、電車の時刻を調べたりする手間などもなく目的地まで直接行けるので気軽に旅行を楽しむことができるのもシニア世代にとってはとても魅力的です。

高速バス利用で自由に予定を組むことも可能ですし、ツアーバスには桜や紅葉、温泉やカニなどそのシーズンに適したツアーもあるので、それぞれの季節に合わせて楽しむことができます。

季節によっては、日帰りで楽しめる日帰りツアーの企画もあります。日帰りツアーなら荷物も少なくて重たい荷物や体力面での心配もなく楽しむことができるといったメリットもあります。

注意点！事前の確認が大切

高速バスやツアーバスでの旅行は、気軽に楽しめるのでとても人気があるのですが、注意が必要なポイントもあります。

バスを利用する方の中に足や腰などに痛みや不具合を持つ方がいらっしゃる場合は、途中休憩の際にトイレに行くのに時間がかかってしまうことも考えられます。予約の際に理由を伝えて、なるべく出口に近い座席を希望することをおすすめします。

申し込み時期や他の利用者の方との兼ね合いで希望通りにいかないこともありますが、足や腰などに不具合があるということを伝えておくと座席に限らず、移動の際などにも配慮してもらえる場合もありますので、事前に伝えるようにしましょう。

高速バスでもツアーバスでも移動途中にサービスエリアに立ちより、休憩できる時間があります。

トイレが近いなどの不安がある場合には、休憩がどの程度の頻度であるのか事前に確認しておくといいでしょう。

トイレ付きの高速バスもありますので、トイレ付きかどうかを事前に確認しておくことも重要です。トイレ付きのバスを利用する際は、バスの中のトイレの位置と利用方法を確認しておくことも大切ですね。

トイレの問題はバスでの移動時だけではありません。観光地などには、バスや車で目的地のすぐそばまで行けない場合もあります。

目的地で観光をする際にもトイレの場所は事前に地図などで確認しておくようにしましょう。

トイレが遠いのであればバスの乗降場所から目的地まで歩いて移動することになります。足や腰などを含め体調に不安がある場合は、どのくらい歩くのか、その距離や道の状態なども確認しておくことをおすすめします。

準備しておくと便利な物

バスでの移動は交通状況などの影響で予定のスケジュールから多少のズレが生じることもあります。そのため、休憩や集合時刻などをその都度伝えることがほとんどです。たくさんの方が利用しているので、集合時刻に遅れるとその後のスケジュールにも影響がでてしまいます。

時間を間違えないように、伝えられた時刻をメモするなどして把握しておくようにしましょう。

小さなメモや筆記用具などを準備しておくと便利です。加えて、サービスエリアには同じようなバスがたくさん並んでいることもありますので、間違えないようにバスのナンバーや特徴などをメモしておくと安心です。

他にも旅行を楽しむためには、荷物や天候への配慮も欠かせません。休憩中にトイレに行ったり、観光地でお土産を買ったりといった移動の際には大きなカバンを持って歩くのは大変です。

ショルダーや小さなカバンに貴重品やハンカチなど必要なものだけを入れて持ち歩けるようにし、貴重品以外のものはバスに預けておくと便利です。

日帰りツアーなどで荷物は少ないけれどお土産をたくさん買いたいといった場合には、持ち運びにかさばらない折りたたみのバッグなどを持って行くと便利です。

また、バスの車内で快適に過ごすためには、乾燥を予防するためのマスクや首の負担を軽減できるエア枕などを持って行くいいでしょう。

天候については、事前に天気予報をチェックすると思いますが、晴れの予報でも急な夕立や通り雨などに見舞われることもあります。折りたたみ傘や予備のハンカチやタオルは持っていると安心です。

また、場所や時間によって気温も異なりますので、温度調節のしやすい羽織れるものなどを持って行くと天候による急な温度変化のみならず、社内の冷暖房の温度が合わない場合の対策になります。

冬であれば着脱しやすいカーディガンなどがあると便利です。

そして、楽しい旅行の思い出を残すために写真をたくさん撮りたいという方もいるでしょう。

充電がなくて写真が撮れなかったといったことがないように、旅行の前日にカメラの充電はいっぱいにしておきましょう。

なかには、コンセントが装備されているバスもありますので、必要であれば充電器を持参すると安心して写真をたくさん撮れます。

まとめ

自由に旅行を楽しむ時間のあるシニア世代には、高速バスを利用したり、旅行会社が企画するバスツアーを利用したりと、手軽に楽しみやすいのでおすすめです。

旅行をより楽しむためには、事前に確認や準備をしておくことも大切です。楽しい旅の思い出が増えると、人生もより充実したものになりますね。

夜行バス・高速バスの詳細はこちらをご確認ください。