旅の情報

高速バスのコンセントについて|充電可・アイロン不可

高速バスのコンセントは充電専用

座席にスマホ・携帯の充電ができるコンセントがある高速バス・車両が多くなりました。特に長距離・長い時間移動になる路線・夜行バスを利用する際には気になる電池切れの心配がないのは嬉しいサービスですよね。

今回は高速バスのコンセントについての注意点やNGについてです。

高速バスのコンセントは2タイプ

主流は家庭の電気コンセントと同じ形状の差込口のコンセントで、家庭やオフィスと同じ100Vの電流が流れています。新幹線に採用されている座席コンセントもこのタイプ。

高速バスのコンセントは肘掛の下あたりにあるのが一般的

高速バスのコンセントは肘掛の下あたりにあるのが一般的


スマホ・携帯などの充電をするには、アダプターを利用するのはいつもの充電と全く同じです。多くは座席の左右いずれか、肘掛の下あたりにありますが、車両によっては前の座席、座席の下、足元などの場合もあります。多少長めのケーブルを持って行く方がイイでしょう。

 

USBケーブルを直接繋ぐタイプの場合もあります。

USBケーブルを直接繋ぐタイプの場合もあります。


近年流行しつつあるのはUSBコンセント。こちらはアダプターなしでUSBケーブルを使って直接繋ぎます。USBコンセントも大抵は座席の左右いずれかに。

 
コンセント付の高速バスはこちらで検索
 

各席でなく新幹線と同じように壁にコンセントが配置されている車両も

各席でなく新幹線と同じように壁にコンセントが配置されている車両も


コンセント付の高速バスでも、壁にコンセントが配置されている車両の場合、新幹線と同じように1口のコンセントを複数人で奪い合うことになるかも知れません。もし壁コンセントの高速バスを利用する時は2叉、または3叉にできるコンセント・タップを持って行くとイライラしないで済みますよ♪

 

充電専用のコンセント

主流の一般的にコンセント型は、形状だけでなく流れている電流も家庭やオフィスと同じですから、普通の電化製品を使用することも不可能ではありません。

高速バスに家電製品を抱え込んで乗る人もいないとは思いますし、バスの車中で必要な電化製品なんて想像も付きません。
それらも使える構造・仕様にはなっていますが、現実としては使うことはできません。

高速バスは電源は元々走るため、または車内空調などのためにエンジンの動力で自家発電(?車は皆そういう構造なので自家発電かどうかは疑問ですが)した電力を旅客サービスとして配電しています。

外部から供給されている電源ではありませんので出力には限界があります。高負荷な電化製品を使用する、それほど高負荷でなくても多数の人が利用すれば同じコトです。

USB型コンセントだと「充電専用のコンセント」であるということがある意味わかり易いという理由から、新車の高速バスはUSB型コンセントを選択・採用する傾向があります。

電池のない電化製品はNG

厳密には、高速バスのコンセントに流れる電気・電流を長時間、または高負荷な家電製品で使うことはできません。海外での使用と同じで、無理をすると家電製品が壊れてしまう可能性があります。

スマホ・携帯・モバイルバッテリー・ポータブルゲーム機など電池のある製品は何ら問題なく利用・充電することができます。

 

ヘアアイロンもNG

「高速バスでアイロンは使えますか」という質問・問い合わせが時々あります。しっかりスタイルを整えたいという気持ちも判らなくもありませんが、アイロンやドライヤーは家庭でも同時に2台使うことが出来ないほどの電力を使います(家ならきっとブレーカーが落ちます)。

では、もし高速バスでこっそりアイロンを使ったらどうなる?

高速バスの車内もヘッドライトも消えてしまって真っ暗、動けなくなって停車…なんてことはありません。でも、ほんの僅かですが座席周りまでの配電ケーブルから出火・車両火災になる可能性はあります(他の故障や偶然と重複のレアなケース)。

本人はさほど感じませんが、アイロンの使用は他人にとって強烈に臭います、狭い車内だと尚更です。マナー的にもアイロンは絶対NGですよ。

 
コンセント付の高速バスはこちらで検索

関連記事
No articles