2019年6月4日
尾瀬のシーズンがいよいよ始まります♪
(上画像は2019年5月14日の尾瀬ヶ原)
尾瀬国立公園、尾瀬ヶ原の入口にある「尾瀬 山の鼻ビジターセンター」の開所式が5月14日、群馬県片品村の同センター前で行われ、関係者30人により尾瀬入山シーズンの到来を祝いました。
今シーズンの開所にあたり、同センターの小川浩司所長は「入山者が減少する中、安全の確保と情報提供に努め、入山者増加につなげたい」と決意を表明しました。
尾瀬保護財団によると、今年は残雪が多いことから、木道を歩いてミズバショウを楽しめるのは6月上旬になる見込みとのこと。
尾瀬国立公園の中でも最も人気が高く、来訪者の多い「尾瀬ケ原」の西端、「山の鼻」に位置、平成5年に群馬県によって設置され、(公財)尾瀬保護財団が管理運営している尾瀬ケ原周辺の情報発信や尾瀬の自然を守るための活動の拠点。
職員が尾瀬内を巡回して情報を収集、自然・木道・登山道の状況確認し、インターネットで情報発信、尾瀬を訪れた人々の様々な質問にも答えてくれます。
記録的に早く水芭蕉が開花、見頃が5月中頃となった昨年とは大きく異なり、今年のミズバショウの開花・見頃は平年並み、またはやや遅くなりそうです。
現在時点では、鳩待峠~山ノ鼻間は多くの箇所で雪に覆われているため、踏み抜きなど、歩行は足元に十分注意が必要です。また、尾瀬ヶ原内の木道も、雪解け水で水没している場所もあります。
夏が来れば思い出す♪遥かな尾瀬へ。自然を歩き、花を愛でるハイキングへ出かけませんか。
画像©尾瀬保護財団