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高速バス車内でのNG行為とその理由

高速バスを利用するときに、飛行機のように持ち込む荷物を確認されるということは滅多にありません。

しかし、実際に車内や床下のトランクルームへ持ち込んではいけない物や、バスの車内でやってはいけない事、乗車の前に知っておきたいマナーについて説明します。

夜行バス・高速バスの詳細はこちらをご確認ください。

車内に持ち込んではダメなものとその理由

高速バス車内でのNG行為とその理由

高速バス車内でのNG行為とその理由


高速バスは、旅行に行く際の交通手段として利用する方が多いでしょう。そのため、その旅行先や宿泊日数によっては飛行機など他の交通機関と同様に荷物が多い方もたくさん乗車されます。

ただ、その多くの荷物の内、車内へ持ち込みのできる手荷物は、基本的には1つまでと言われるバス会社が多いようです。

持ち込んだ荷物は、周りの迷惑にならないように頭上の網棚や座席の下、足下などにおきましょう。

持ち込める荷物の大きさは、バス会社によって規定が違いますが、重さは10kg以内、三辺の合計が90cm以内のものが規定とされていることが多いです。

荷物の大きさの規定は同じバス会社でも、利用するバスのタイプによって変わりますので、事前の確認が必要です。

また、刃物やバット、ゴルフクラブなど凶器となり得るものは持ち込みが禁止されています。

他にも爆発物、発火、引火のおそれのある危険な物も、もちろん持ち込み禁止。ペットや生き物の持ち込みも禁止されています。

そして、車内を破損する可能性のあるもの、他の乗客の迷惑になり得るものは持ち込みを断られる可能性があります。

高速バスだけに関わらず、他の交通機関であっても基本的には車内に持ち込んだ荷物や手まわり品は、紛失・盗難があった場合でも自己責任となります。

そのため、NGな荷物だけではなく管理の方法も考える必要があります。


いくつも荷物があると混乱してしまったり、忘れ物の原因にもなったりしますので、荷物の数に規定がなかったとしても、なるべく少ない数にまとめておくことをおすすめします。特に貴重品は厳重に管理するようにしましょう。

床下トランクへの持ち込みNGアイテム

キャリーケースなどの大きな荷物は、車内に持ち込む手荷物とは別に床下のトランクルームに預けることができます。トランクルームに預ける荷物も、紛失や破損の場合は自己責任となりますので、了承した上で預けるようにしましょう。

貴重品はトランクルームに預けることはできません。また、仮にトランクルームへ入れてしまい、誤って別の乗客が持ち出てしまったとしても自己責任です。

貴重品は手に持ち、トランクルームへの貴重品の持ち込みは避けるようにしましょう。

また、トランクルームでは貴重品の他にも持ち込む荷物を考えなければならないものがあります。トランクルーム内は空調がなく、温度管理がされていません。気温が高くなる季節にはトランクルームも高温になる事が予想されます。

さらに、トランクには荷物を固定するようなものがなく、車の揺れによって他の荷物とぶつかる可能性もあります。

そのため、ペットなどの生き物、生もの、精密機器、楽器など破損すると大きな支障をきたす可能性のあるものはもちろん、引火しやすいものや危険物も預けることができません。

しかし、大型の楽器やスキー板、スノーボード、サーフボードなどはバス会社やツアーによって取扱が違いますので、事前に確認、問い合わせする事をおすすめします。

他にも確認しておくべき荷物として、折りたたみ自転車を含む自転車も基本的には預けられません。

また、車いすの方については、介護人の有無や1人での乗降ができるかどうかなど、バス会社によって対応は異なりますので必ず問い合わせするようにしましょう。

下車の可能性も!?車内のNG行為

高速バスでは、他の乗客に迷惑をかけないよう以下の行為には注意が必要です。

・飲酒
新幹線や特急列車では乗車中の飲酒は禁止されていません。旅の楽しみとして適度な飲酒を楽しむ方もいるでしょう。

高速バスでも特に飲酒が厳禁とされているわけではありません。しかし、なかにはバス酔いしやすい乗客もいたり、アルコールの匂いが苦手だったり、体調が優れなかったりという乗客もいますので、なるべく控えることをおすすめします。

車内での飲酒ではなくても、泥酔した状態での乗車は断られる可能性もありますので、注意してください。

・喫煙
基本的に、高速バスの車内は全車両禁煙となっています。途中の休憩時に立ち寄るサービスエリアの喫煙スペースでは喫煙できますので、その時間を活用しましょう。

ただし、休憩後のバスの出発時刻には遅れないように注意しましょう。

・電話
他の交通機関同様に、高速バスの車内でも携帯電話はマナーモードで音の鳴らない状態にしておく事がマナーです。

電話での会話はもちろん、乗客同士の大きな声での会話、ゲームや音楽プレイヤーなど音の出るものも控えるようにしてください。

アラームの設定は意外と忘れてしまいがちですが、乗車前にきちんと確認しておくようにしましょう。

消灯時間の後は、スマホや携帯など光の漏れなどにも注意して、なるべく使用を控えるようにしましょう。

まとめ

高速バス車内でのNG行為とその理由
高速バスを利用する際には、荷物の大きさや必要な荷物は持ち込みができるものなのかどうかを事前に確認しておいてください。

高速バスでは、乗車時間が長くなることも多いでしょう。長時間の移動を快適に過ごすためには、マナーを守って周りの乗客への気遣いも忘れないようにしましょう。

夜行バス・高速バスの詳細はこちらをご確認ください。