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夜行バスで立ち寄るサービスエリアでの過ごし方と注意点

乗ってしまえば、寝ている間に目的地まで運んでくれる夜行バス。値段もリーズナブルで、移動手段としてチョイスする利用者が増えています。

また、夜の移動中睡眠を取っている間に、早朝には目的地へ到着するので、滞在時間をフルに使える点も人気の理由でしょう。

一方、夜行バスを試してみたいと思いつつ、二の足を踏んでいる方もいるようです。

その理由として「バスに乗ったままだと疲れそう、休憩の頻度はどのくらい?」、「サービスエリアの休憩時間はどのくらいあるの?」などがあがるようです。

また、中には「休憩しているうちに、乗り遅れてしまったら?」などサービスエリアでの休憩時について心配をされる方も少なくないようです。

今回は、そうしたサービスエリアでの過ごし方や乗り遅れなどを探ってみることにしましょう。


夜行バス・高速バスの詳細はこちらをご確認ください。

サービスエリアでの休憩時間はどれぐらい?

夜行バスで立ち寄るサービスエリアでの過ごし方と注意点

夜行バスで立ち寄るサービスエリアでの過ごし方と注意点


夜行バスがサービスエリアに立ち寄る頻度は、コースやプランにもよりますが、概ね2時間に1回ぐらいです。

停車している時間は15〜20分ぐらいですが、こちらは道路状況にもよりますので、状況に応じで少し変わるようです。時間的には少し身体を動かしてみたり、トイレに行ったりするには十分ですね。

「でもトイレが混んでいて、乗り遅れなどしないかしら?」という心配も無用です。夜行バスはだいたい大規模なトイレを完備しているサービスエリアを休憩場所に選んでいます。

夜行バスが複数停車して少し混雑していたとしても、それほど待ち時間はないでしょう。

また、サービスエリアでの買い物やご当地グルメを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

サービスエリアのお土産などは、その場所でしか購入できないものもあるので休憩時でのショッピングは、わずかなチャンスというわけです。

ですが、限られた時間内で買い物をするためには、あらかじめ購入するものの予定を立てておき計画的にするのがポイントです。

そのためにはインターネットなどで、ご当地グルメや人気のお土産などを調べておくとよいでしょう。出発前から旅の楽しみも広がりますよ♪

乗り遅れたらどうすれば…

どのようなアクシデントが起こるかわからないのが、世の常ですね。

「もしも、乗り遅れてしまった場合どうすればいいのだろう」という不安は、なかなか払拭できないかもしれません。

それでは「乗り遅れ」問題をもう少し追求してみましょう。

現在、夜行バスの運行ではその時の乗客がどこから乗って、どこに座り、何人いるか等の情報は乗務員で管理し、把握しています。

ですのでサービスエリアでも、出発前に人数確認をして乗客が全員揃ってからはじめて出発となるのです。

夜行バスは一度出発したら、後に戻ることはできません。ですから、乗務員が乗降客の人数の確認を出発前に行い「乗り遅れ」が起こらないような仕組みになっています。

ですが「遅れても大丈夫」とタカをくくって、勝手な行動をするのはやめましょう。

夜行バスの運行を乱してしまい、同乗された方にたいへん迷惑がかかります。その点は、気をつけて行動しなければいけませんね。

事前の休憩地点の確認が大切

では、規定の休憩時間をオーバーしないようにするには、どのような点に気をつけたらよいのでしょう。

まず、やっておきたいのが休憩地点の確認です。その日、乗車するバスがだいたい何時頃、どのサービスエリアで休憩するのか乗車の際のアナウンスを確認したり、乗務員に直接尋ねたりして把握しておきましょう。

そのうえで各休憩時間の予定を、おおまかにでも立てておくのです。

たとえば食べ物を購入する休憩、着替えをする休憩、メイクをする休憩などと計画しておきます。

その際に必要なものは棚にしまいこまず、小さなポーチなどにまとめておいて手元においておきましょう。さっと持ち出せれば、休憩時間にさらにゆとりができます。

この方法は目的地に到着したら、すぐにアクティブに行動したい方などにもおすすめです。

それから意外に盲点なのが、休憩から戻ったときに「広い駐車場に大型バスが何台も停まっていて、どれが自分のバスかわからない」というアイクシデントです。

大型バスが駐車するサービスエリアは、他社のバス会社も利用しているということが多く、暗い深夜なら余計に自分のバスがわからなくなってしまいがち。

広い駐車場で迷っていたら、所定の休憩時間をオーバーしてしまうなんてことも簡単に起こり得ることなのです。

こんなトラブルを回避するにはまず、乗車の際に自分が乗るバスをよく確認しておくことです。どのような色なのか、行き先表示はどうなっているかなどあらかじめチェックしておくと安心です。

そしてサービスエリアで降りるときには、周囲の目標になるものからバスの位置を概ね把握しておきましょう。

トイレなどでお子様と別れるときは、バスを集合場所にしないことも大事です。

お子様から目を離さないようにしたり、サービスエリアの目立つ位置で落ち合うようにしたりしてお子様が迷わないようにする配慮も大切です。

戻るバスを間違えないためには、運転者の顔を覚えておくのも手ですが交代勤務で休憩中に別の人になっている可能性もあります。

バス会社の名前や乗っているバスの名称は覚えておきたいものですね。

バスのフロントガラスの上の方に行先や何号車などの情報が書かれているので、こちらも覚えておくといいでしょう。

まとめ

いかがでしたか。サービスエリアでの休憩に関する疑問は、解消されたでしょうか?

夜行バスは、多くの同乗者とともに長距離の移動をしていきます。道路状況によって多少の違いはあっても、到着時間などもある程度は決まっています。

ですから夜行バスでは、自分の好きなときに好きな場所で停車するということはできません。プランごとに休憩時間や休憩場所が設定されていて、利用者はそれに沿った行動が求められるというわけです。

トイレが近い方などは、トイレつきのバスを選ぶという方法もあります。もちろん、休憩ごとに下車する必要もないほど爆睡していてもよいのです。

休憩時間も含めて夜行バスを上手に利用できるようになると、長時間の移動も快適に感じられることでしょう!

夜行バス・高速バスの詳細はこちらをご確認ください。