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あしかがフラワーパークで樹齢150年の大藤が見頃♪ライブ配信中

あしかがフラワーパーク(栃木県足利市)では、観る人が誰もいないひっそりとした中で、樹齢150年の大藤が静かに見頃を迎えています。

あしかがフラワーパーク「ふじのはな物語」

例年4月中旬~5月中旬に花色を次々と変えて咲き続ける、園内約350本の藤がメインの「ふじのはな物語」を開催、およそ70万人の観光客を楽しませていますが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で4月13日から臨時休園中。来場者がいない中、見頃を迎えることになりました。

「ふじのはな物語」をライブ配信中

あしかがフラワーパークでは、多くの人に自宅などで楽しんでもらおうと、公式ホームページで藤の花の様子などをライブ配信、2019年10月の台風19号で幹の半分が冠水した大藤も変わらぬ元気な姿を見せていて、人の背丈よりも長く垂れ下がる16万本の花房は、まるで降り注ぐ紫のシャワーのよう。

花の状況ライブ配信

この後見頃になるのは「白藤」と「きばな藤」
この後見頃になるのは「白藤」と「きばな藤」

やや濃い目の紫の花の見頃の後は「白藤」「きばな藤」と見頃が続きますので、まだ暫くは「ふじのはな物語」を動画・画像で楽しめそうです。

足利フラワーリゾートの代表は「一年間手塩にかけて育ててきた作品として、藤の花をお客さまに生で見ていただけないことが心苦しい。園内のスタッフは『きれいだね、すごいね』と言ってもらえるのを励みにしていたのだが、それが無いということが最も悲しい」

「実際に生で見ることができないが、ファンの皆さまの心に少しでも癒やしを与えることができれば」

「われわれが一年間かけて作り上げた芸術作品。お披露目できる日を心待ちにしています」と、早期の感染終息と、同園の営業再開に期待を込めています。

今年は実施できなかった「あしかがフラワーパーク・ふじのはな物語」 への日帰りツアーですが、来年はきっと実施します!甘い藤の香りに包まれた中で花々を愛でるのは、それまでのお楽しみ♪