最近の夜行バスは、快適な車両が増えて料金もリーズナブル。そのためリピーターも少なくありません。ところが夜行バスは、他の車も走っている高速道路を使うので、渋滞に巻き込まれてしまうこともあります。
目的地での時間がタイトな場合は、本当に困ってしまうはずです。では、そんなとき、どんな対処ができるのでしょうか。また、やむを得ない事情なら、途中下車はできるのでしょうか。
夜行バス・高速バスの詳細はこちらをご確認ください。
高速道路で大渋滞が発生して予定通りに到着しないと、その目的が達成できないものも少なくないはずです。
そのため高速道路を利用する夜行バスでは、渋滞が発生することも起こりうるのです。まずはこうした場合も想定して、夜行バスはかなり余裕をもった便に乗車することが望ましいでしょう。
一方、渋滞以外でも途中下車を余儀なくされるケースは想定されます。例えば、小さな子どもと一緒に夜行バスを利用した場合、乗車中に子どもの体調が急変した時など途中下車を考えられる方もいるでしょう。
体調不良以外でも、子どもが夜行バスにどうしても馴染めないというケースもあります。子どもがぐずって泣き止まない時なども、周囲の方をおもんばかって途中下車したいと考える場合も中にはありますよね。
また、大人であってもどうしても体調が優れず下車したいと希望する方もいるはずです。
ご紹介したように途中下車を希望されるケースは様々。目的地までは降りられないのではと結構思われがちですが、実は、途中下車も条件つきで可能なのです。
では途中下車できる条件とは、どういったものなのでしょうか。
まず下車する方法としては、そのバス路線であらかじめ定められた停車場でのみ、下車は可能となります。高速道路や停留所以外での停車は行いません。
例えばバスが走行している高速道路が、どんなに電車の駅の近くを通っていたとしても、利用者の都合でバスを停車することはできません。この点は要注意です。
一方、途中下車した場合の料金はどうなるのでしょう。
乗車料金は目的地の手前で下車したとしても、その分の払い戻しはありません。
どんな理由であったとしても、途中下車は「途中放棄」、キャンセルの一種というとらえ方があるのです。出発時刻以降のキャンセルは、取消し料の全額が差し引かれるという規定があります。
そのため料金の払い戻しを受けることはできないのです。これは夜行バスなど長距離バスを頻繁に利用する方なら、覚えておくとよい料金の規定といえるでしょう。
いったん乗車した夜行バス、ところがどうしても途中下車したいとなった場合の方法、料金の考え方なども理解していただけましたか。
でも、せっかく乗車した夜行バスなので、最後の目的地にきちんとたどりつきたいものですね。そんな事態に陥らないために計画は余裕を持ち、リーズナブルで便利な夜行バスを上手に利用しましょう。
夜行バス・高速バスの詳細はこちらをご確認ください。