【大阪府広域】
大阪府南部エリアの観光スポット

【大阪府南部エリア】紹介：泉州・和泉地域

現在の堺市あたりから以南の大阪南西部は、明治時代初期に大阪府となるまで地方行政区分で「和泉国（いずみのくに）」とされており、かつて国府があった現在の大阪府和泉市の市名として、また地理的区分として「和泉」という呼び名が現在も使われています（別称・泉州）。

和泉国は河内国の一部を割いたという成り立ちが「続日本紀」に書かれており、時代によっては現在の河内長野市あたりが河内国に戻されたり、北に接する摂津国との間でも境界が変えられるなどの経緯もありましたが、現在は和泉地域（泉州）とは、堺市、岸和田市、泉大津市、貝塚市、泉佐野市、和泉市、高石市、泉南市、阪南市、忠岡町、熊取町、田尻町、岬町からなる地域のことをいいます。

西北は大阪湾、南は和泉山地に接し、田園地帯にも恵まれた気候温暖。古くから栄え、歴史・文化的資源や産業資源、伝統的な祭り、イベント、大都市近郊にありながら恵まれた自然や温泉など魅力ある地域資源が豊富な地域でもあります。

大阪府広域エリアの編さんにあたりも公共交通網や利便性などの面から、大阪市住吉区と東住吉区、住之江区と西成区、阿倍野区の南側も大阪府南部エリアとしています。