確認・チェックできる、シンプルで便利

持ち物チェックリスト

富士登山の持ち物を準備する、実際にザックに持ち物を詰める直前に、このチェックリストをお役立てください♪(それぞれの説明は富士登山の服装・持ち物・装備 を参照)

準備・用意できたアイテムを

基本的な持ち物
登山靴など、富士山までの往復道中とは別の靴
登山行動時に背負うもの(25~30ℓが最適)
登山行動時の衣類
富士山までの往復道中とは別の
長袖シャツなど(登り始めは20~25℃位)
ウインドブレーカー、ジャケット、薄手のフリースなど、寒暖調整用
シャツ、パンツ、レギンス、靴下・ソックスなど
キャップ・ハット型が○
必須・基本(ザックに詰める持ち物)
上下セパレートの物(調整用上着との兼用可)
フリース、ダウンなど、軽く保温力のあるもの(頂上・ご来光時は0~5℃位)
予備電池も
2日間で1~2ℓ。山小屋等で調達可
おやつ、補食
トイレのチップ用に千円程度
少量、念の為
1~2枚
防水、防寒にも重宝
体調不良など予定外の山小屋宿泊・緊急時用をザックの底に
サイフ、携帯電話など
あると便利(ザックに詰める持ち物)
雨滴や下り時に砂利が靴の中に入らない
怪我防止、頂上では防寒にも。軍手で十分
騒々しいとなかなか眠れないなら。
水道のない山では水は貴重
常用薬やバンドエイド、下痢止めなど
必要なら
山は紫外線がとても強い
破れ、補強、テーピング代わりにも。1~2m分位
高山病の予防に。効く・気休め・効果なしと意見は分かれますが…
念のため、コピー可
ご来光を待つ時には欲しい…
下山時にあると有効
下山後に必要な荷物
下着類など
下山後に入浴予定なら(タオル付の場合は不要)

持ち物をチェックリストで確認、揃えたら、いよいよ荷造りです。想定外の荒天も有り得ますので、小分けにビニール袋・ジップロックなどでの防水は必須です。

リュック・ザックへ詰める順序、容量が足りない…逆にガサガサ…、五合目に置いて行く用意など。ササッと読んでお役立てください。

五合目からが富士登山

自宅からバッチリ登山装備、登山靴を履いて、ザックを背負って…荷物を減らしたいからなのか、意気込み過ぎたのか、そんな方も多く見かけます。富士五合目へ向かう往復の道中、季節は真夏ですから、登山行動の服装では暑いでしょうし、靴の中はムレムレかも。

富士登山ツアーの場合、高地順応を兼ねて、五合目で準備、着替える時間を取ります。五合目までの往復は、普通の旅行として季節に適したスタイルで出かける方が快適です。

旅行カバンをもう1ツ用意

夏の旅行スタイル+ザックを背負う感じで出かける方が快適♪

五合目で登山行動時の服装に着替えることができます。行動時の靴・衣類一式と、下山後に必要な着替えや入浴用品、化粧品などは、ザックとは分けて別のカバンでお持ちになることをお勧めします。

登山行動時に不要な荷物は、五合目に置いて行くことができます。多少荷物が増えても、バスに乗るまでちょっぴり煩わしい以外に問題はありません。

置き場所はロッカー・荷物預かり・バス車中など、出発地・登山口により異なります。それぞれ詳細ページ参照

身の回り品と、持ち物チェックリスト中のザックに詰める持ち物以外を、旅行カバンに分けて持参するようにすれば、キッチリとザックをパッキングできます。忘れ物防止にもなるでしょう。

ロッカーを利用する場合はサイズで値段が違いますから、キャスターバッグのような中・大型、硬いバッグでなく、トートバッグのような簡易なバッグが良いでしょう。

土埃舞う下山道。雨に振られずとも、衣類はかなり汚れ、よく晴れた日なら汗でベトベトかも…全身着替えて帰る方が快適ですし、疲れも取れ易いですよw

ザックへ詰める順序・詰め方

富士登山の場合は「重いもの」なんてほとんどありませんが

富士登山程度の持ち物なら、あまり気にする必要も無いのですが、持ち物・荷物の詰め方次第で、ザックが軽く感じ、担ぎ易くなります。

  • 重心をなるべく体近く、背中の中心(肩甲骨の中心)あたりの高さ、左右均等になるように詰める
  • 背中にあたる部分には柔らかいものを
  • 飲料やおやつなど頻繁に出し入れする物、雨具などは上部やポケット部分へ
  • 色分けした布袋などで小分けに分類、色から内容物がわかる工夫を

「なぁ~んだ、その程度か…」と聞こえてきそうですが、重心を高く、背中は柔らかく、の2点は重要で、軽く、担ぎ易く感じるためのポイント。意識しないで詰めたザックとは随分違いが出ます。

あと、ザックがパンパンになってしまう様なら、ワンサイズ大きい物、または持ち物を選別、防寒着を布団圧縮袋で小さくするなどの工夫が必要です(パンパンのザックは担ぎにくく疲れますよ)。

色分けした布袋(スタッフバッグ)は山岳用品ショップで購入できますが、100円ショップ物で十分です。

入り切らない、逆にガサガサ…

荷物が入り切らない…

ザックが小さい、荷物が多すぎるのいずれか。容量25~30ℓのザックなら十分収まるはずです。

衣類を中心に持ち物チェックリストで再チェック。飲料水は少量にしてサイドポケットに収納し、不足分は山小屋で調達、あると便利な物を再検討、防寒着はダウンジャケットにするなど、コンパクトにする工夫してもまだ入らないなら、ザックをサイズアップする、またはウエストバッグ的なものを補助的に使う以外に対処方はありません。

ザック外へ縛る、ぶら下げるなどは荒天時を考えると難しく、紛失の可能性も。

ガサガサで重心が底近くになる

ザックが大きい、持ち物が足りないのいずれか。ザックは容量25~30ℓが最適、適合しているなら、持ち物をチェックリストで再チェック。

登山用のザックなら、左右サイドのストラップで有る程度調整できるものの、容量40ℓ以上のザックなら、底部にプチプチ、発砲スチロール、空のペットポトルなどを敷いて調整。

持ち物・荷物をザックに合わせるのではなく、持ち物・荷物の量に応じたザックを利用することが担ぎやすく楽なことは言うまでもありません。お持ちのザックでは入り切らない、逆にガサガサ…なら、ザックのレンタルを検討しましょう。

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