富士登山は登山用品である必要はありません~♪
服装・持ち物・装備 必須・持って行くと便利
登山時は、なるべく少ない荷物でザックを軽くしたいものですね。服装・衣類と装備は別々と考えず、例えば防寒具は雨具と兼用、下着はTシャツやタンクトップにしておけば、下山時が晴天で暑くても大丈夫♪
登山に不必要な持ち物は(貴重品を除いて)別のバッグにまとめれば、バスまたは五合目のコインロッカーへ置いて行くことができます。
- 富士登山の服装・持ち物・装備
- 服装・衣類のアドバイス
- 富士登山に必要な持ち物・装備
- もって行くと便利な持ち物・装備
- 持ち物・装備の注意点
服装・衣類のアドバイス
早朝・ご来光の時間帯(04~05時頃)の富士山頂の気温は、真冬並の0~5℃!
夏真っ盛りの富士山への往復道中から、気温20~25℃の五合目で着替えて登山スタート。イメージは春の服装・衣類(五合目)から真冬の服装(登頂・ご来光)への「重ね着」。
©山ガールのためのレディース登山用品店 アルココ
- 上着は体温調節のしやすい物(前開きなど脱着衣し易いもの)
- 帽子(ハット・キャップいずれでも。風で飛ばされないよう工夫を)
- 動きやすく丈夫なズボン(シーンズは重くて曲がらないので不適、レギンス&スカートでは山頂で寒いかも)
- 手袋(防寒・怪我の防止にも)
- 厚手の靴下(重ね履きも有効。防寒と靴擦れ防止)
- 履きなれた歩きやすい靴
普段使いの衣類・靴で問題はありません。登山用品なら、例えば帽子はレイン兼用だったりと高機能、くるぶしを覆う登山靴なら怪我の心配も減るなど、より快適であることは間違いありませんが「今回の富士登山のためだけに新調する」「高価なレンタルをフルセット借りる」必要はありません。
富士登山に必要な持ち物・装備
ザック・ディパック
容量の目安は大きめのディパック位・20~30リットル。中の荷物は小分けにビニール袋に入れて防水対策を。大きすぎるザックは重心が低くなって重く感じますよ。
防寒着
軽く暖かいフリースがベスト。春服+厚手のフリース+カッパ位で登山道中はちょうどいい感じかと。ただ、山頂でご来光を待つ時はもう1枚無いと寒いかも。
ライト(必携)
両手を開けられるヘッドライトやクリップタイプが望ましい。100円ショップ物でも可、明るいものを
水・お茶(1~2L)
最低1リットルは必要。山小屋・山頂での販売は500mlペットボトルで400~500円位
小銭
トイレのチップ用に100円玉を千円程度、サイフとは別の小銭入れを取り出し易いように
トイレットペーパー
備え付はありますが念の為に少量をペシャンコにして
タオル1~2枚
汗拭き・防寒・日差避けなど用途もイロイロ。
携帯電話
万が一の緊急用に(登山道は各社ともほぼ通話可能)
ごみ袋
ゴミは必ず持ち帰りましょう。汚れた衣類用にも
お金
体調不良や高山病などで予定外の山小屋宿泊など、緊急時用にザックの底に1万円位。
もって行くと便利な持ち物・装備
ダウンジャケット
かさ張るけれど軽くて保温抜群。春服+ダウン派も多数。ダウンの上から雨具を着れないと雨対策に難あり
スパッツ・ゲイター(山用具)
主に下山の際に靴の中に砂利が入るのを防止。雨天時は靴内の防滴防水にもなります。
登山ステッキ
登りには使えないし、コツや慣れが必要なので、かえって邪魔かも
耳栓
騒々しいとなかなか眠れないかも。100円ショップものでも十分有効
手袋・グローブ
登山中の怪我防止、頂上では防寒にも。使い捨てられる軍手が良さげ。
ウエットティッシュ
水道のない山では水は貴重。中々手を洗えないので少量あれば重宝します。
布ガムテープ
カッパが破れた!などあると便利かも。1~2m分位を何かに巻きつけて。
携帯酸素
高山病の予防に。効く・気休め・効果なしと意見は分かれますが…
持ち物・装備の注意点
- 何はともあれ、雨具だけはしっかりした物を。もし道具をレンタルするなら、雨具・靴が最優先。
- 防水対策をしっかりしておきましょう。ザックの中身はビニール袋やジップロックで小分けに防水を(持ち物チェックリスト・荷造りのコツ も参照を)
- 富士山への道中に着用する衣類と、登山の衣類は別に用意(バスまたは五合目のロッカーに置いて行けます。収納するバッグも欲しい)。
- ライトを手に持って歩くのはお薦めできません。100円ショップ物なら、ザックの肩ベルトや帽子に留めるなどの工夫を
- わずかでも軽くする工夫を(登山経験が豊富な人ほどグラム単位まで軽量化に拘ります)。
終日禁煙
喫煙は指定の場所でお願いいたします。