お一人参加OK♪ 登山ガイド・添乗員同行コース
朝発:富士宮ルート2日間コース
富士山に4ツある登山口の中で、五合目の標高が最も高く、歩行距離が最短の富士宮ルートから登る♪
- 難易度③(経験者には易しいコース、ビギナーなら体力必須)
- 登山ガイドと一緒なら安心なのはもちろん、疲労も軽い♪
- 五合目の標高が最も高く、歩行距離が最短の富士宮ルートから登る♪
- 富士宮口頂上には浅間大社奥宮・富士山頂郵便局、最高峰剣ヶ峰へも20分
- 宿泊は七合目の山小屋「山口山荘」指定
- 下山後は温泉で疲れを癒して♪
- 標高差1,350m/往復8.5km/登り標準330分/下り標準230分
登山ガイドと一緒なら安心なのはもちろん、疲労も軽い♪

富士山を登る登山者の25%が利用する富士宮ルート
登山ガイドが同行する最大の理由は「安全管理」。変わりやすい山の天気や道程の状況、参加者の体調や危険を察知するなどの予防的なことから、万が一に備えた携行品や知識、有事の行動のす早さ。登山ガイドが一緒ならより安全で安心して登山を楽しめることは普通に想像できますが、それだけではないんです。
先頭で最適なペースを作って参加者を導いてくれるだけでなく、疲れ難い歩き方を教えてくれたり、休憩ポイントでは富士山や登山にまつわるエピソードなどを話してくれたり。必要以上に登山の疲れを感じさせない技量も持ち合わせています。
富士宮口(表口)からスタートする場合、目指す頂までドーンとコースが目に入って気合が入るからか、焦りを感じるのか、短時間で相当な高さを登ってしまって高山病の症状が発生してしまう方も多いのですが、登山ガイドが一緒ならペースは最適ですから安心です。
1パーティ(一緒に登る参加者)はおおよそ30~40人。一列に連なって登り進みますので、しんがり近くは歩行リズムも崩れがち。登山ガイドにより近く、先頭付近に位置取りすると疲れ難いので、体力に自信のない方は覚えておきましょう。
五合目の標高が最も高く、歩行距離が最短の富士宮ルートから登る♪
富士山に4ツある登山ルートの中でも、トータルの歩行距離・時間が最短なことで知られる富士宮口(表口)ルート。自身の位置が理解しやすいほぼ等間隔に建ち並ぶたくさんの山小屋と救護所、登りと下りが同じ道なので迷う心配も無く安心感のある登山ルート。運が良ければ下りは遠く駿河湾を望む絶景も。

これから登る先がず~と先まで見える富士宮ルート
ビギナーでも十分に登頂を目指せるルートですが、注意したいのは「歩行距離・時間が短い」=「易しいルート」ではないということ。
4ツの登山ルートの中で最も直線的な富士宮ルートですから、見上げれば目指す目的地がずっ~と先なことが最初に目に入り、いつまでも変わらない景観に心が折れそうに…。登山ガイドが同行するツアーの場合は、先頭でペースを作ってくれるので大きな問題はありませんが、登りはある程度力任せになってしまう感じは否めません。

富士山を登る登山者の25%が利用する富士宮ルート
また、相当斜度もあって砂地の少ない硬い道や段差を下りますから脚や膝への負担は大きく、転倒や捻挫のリスクもとても高いこと、登ってくる登山者(登りと下りが同じ道、登り優先)との交錯事故にも気をつける必要がある、すれ違いによる渋滞でリズムも崩れがちに…
さらに、富士山のほぼま南から登る富士宮ルートは、登頂しなければ富士山が邪魔をして「ご来光」を見ることが出来ません。8月も中頃を過ぎる頃から次第に見えるようになりますが、富士山の斜面から出てくる感じで…(辛くって登頂を断念しても、登山道のほぼ全域から「雲海から現れるご来光」を楽しめる吉田口ルートとはここが大きく違います)。
関西からのツアーの場合、吉田口利用と比べてバスでの移動時間も僅かに短く、時間には余裕があります。短い距離を時間をかけて進めば、ビギナーにとっても易しい登山ルートです。
富士宮口頂上には浅間大社奥宮・富士山頂郵便局、最高峰剣ヶ峰へも20分

富士宮口頂上には富士山本宮浅間大社奥宮があります。
古来より富士山は富士山本宮浅間大社の御神体として崇められる神聖地。八合目より先は奥宮の境内とされ、富士宮口から上り詰めた頂に「浅間大社奥宮」が鎮座することから、富士宮口は別名“表口”とも言われます。
また、7月10日頃~8月20日頃だけ営業する「富士山頂郵便局」もあり、国内外への郵便物の投函、オリジナルのフレ―ム切手やポストカードなどの販売もあります(06:00~14:00気象条件等により休業する場合あり)。

日本の頂・標高3755.6m富士山頂「剣ヶ峰」
さらに、富士山に8ツある頂の中でも最高峰となる本当の富士山頂、標高3755.6mの「剣ヶ峰」へも、富士宮口の頂上から往復およそ40分。
他にもある富士山頂の見どころ、訪れたい場所の中でも最も有名で人気の高い浅間大社奥宮・富士山頂郵便局・剣ヶ峰。吉田口ほかから登る場合は、富士山頂の火口を一周約2.5km・90分程度かけて歩く「お鉢めぐり」を行う必要がありますから、富士宮口を利用する最大のメリット、楽しみ方とも言えます。
剣ヶ峰行きは当日ガイドの指示に従ってお楽しみください。天候他の理由でお楽しみいただけない場合もあります。
宿泊は元祖七合目の山小屋・山口山荘

富士宮ルートは道中からご来光は見えません。
標高3,030m、富士宮口(表口)五合目から4時間程度かけてようやくたどり着く元祖七合目に建つ山小屋「山口山荘」で宿泊・仮眠(朝食弁当付)です。
富士宮ルートは五合目から頂上までほぼ均等に六合目・新七合目・元祖七合目・八合目・九合目・九合五勺に山小屋が建っていて、元祖七合目は吉田ルートの八合目に相当する標高、頂上まで標準190分。
2日目の登頂・ご来光に向けて深夜01時頃の登山再スタートまで男女相室の大部屋で仮眠(雑魚寝)、ぐっすり睡眠という訳には行かないのは他の山小屋と同じです(山口山荘が特別な施設、人気があるとかでなく、八合目の仮眠だと初日がキツイこと、七合目の山小屋は山口山荘だけという理由)。
下山後は露天風呂もある温浴施設で癒されて♪

炭酸泉と草津の湯を楽しめる露天風呂、効能豊かな塩の湯、薬湯風呂、バイブラバス、サウナ、打たせ湯などたくさんの湯船をお楽しみいただけます。